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木曜夜のHummingBooks

木曜夜のミーティングでは、英語版ビックブック「PERSONAL STORIES」の日本語翻訳版『回復の物語ー英語版第4版よりー』Vols.7を取り上げ、回復の原理について学びます。英語版の掲載順に読んでいきます。
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4月3日(木)20時~ スタディミーティング
『回復の物語―英語版第4版より―Vol.5』
第1部 AAのパイオニアたち
「自分を安売りしたセールスマン」Ⅰ-(8)HE SOLD HIMSELF SHORT
彼は、自分自身より強く自分を信頼してくれているハイヤーパワーの存在に気がついた。そうしてシカゴのAAは生まれた。
物語を「かつてどのようであったか、何が起こったか、そしていまどのようであるのか」(『アルコホーリクス・アノニマス』2024, p.84)の3段階に分けて「問題・解決・変化/証し」を読み取り、原文やビッグブック本文やその他の文献を照らし合わせながら、回復の共通項を探ります。
1.かつてどのようであったか―問題
「自分を安売りしたセールスマン」pp.11-15l6
2.何が起こったか―解決
 pp.15l7-2310
3.そしていまどのようであるのか―変化・証し
 pp.23l11-25
 
 
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3月27日(木)20時~ スタディミーティング
『回復の物語ー英語版第4版よりーVol.2』
第1部 AAのパイオニアたち
「恐れを克服した男」Ⅰ-(7)THE MAN WHO MASTERED FEAR
逃げ回ることに18年を費やしてきた男は、もうその必要がないことに気づき、デトロイトでAAを始めた。
 
物語の語り手アーチー・Tは、1938年ドクター・ボブとアンの世話を受けるために、アクロンに到着する。経済的社会的混乱に取り囲まれた故郷デトロイトには二度と帰るまいと思っていたが、6ヶ月アクロンで過ごすうちに、物事を捉える視点に変化が起き「(デトロイトは)私が戻らなければならない場所であり、私がそこで作ってしまった混乱と向き合わなければならないからというだけでなく、私がA.A.に最も貢献できる場所だ」と考えるようになった。
アーチーにも手渡されたメッセージ。まだビックブックは出版に至っていない(12ステップも成文化していない)1935~38年ころのアクロンでの「十二番目のステップ活動」の様子から、AAのフェローシップにおける回復の核心を読み取っていきましょう。
●書籍②:『ドクター・ボブと古き良き仲間たち』(JSO, 2020)、第9章 十二番目のステップ活動の展開 pp.156-178
 
 
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3月20日(木)20時~ スタディミーティング
『回復の物語ー英語版第4版よりーVol.2』
第1部 AAのパイオニアたち
「恐れを克服した男」Ⅰ-(7)THE MAN WHO MASTERED FEAR
逃げ回ることに18年を費やしてきた男は、もうその必要がないことに気づき、デトロイトでAAを始めた。
 
前回は、なるべく原文に則した逐語訳で物語を3段階(問題・解決・変化/証し)に分けて読みました。
今回は、物語の語り手アーチー・TMASTERED(克服、抑制、熟達)した「恐れ」についてその描写の復習をして、ビッグブック本文の「恐れ」についての記述を確認します。
また、ドクター・ボブと妻アンの家で家族のように迎え入れられ過ごした1938-39年のアクロンでの様子も関連書籍でたどってみましょう。
●書籍①:『アルコホーリクス・アノニマス』(JSO,2003)、第五章 pp.98-100 ●書籍②:『ドクター・ボブと古き良き仲間たち』(JSO, 2020)、第9章 pp.167-169、第13章 pp.265-266
 
 
 
HummingBooksが「個人の物語」を読む意味ー  人間としての共感なら、シルクワース医師にもユング博士にもロックフェラー財団の実業者たちにも可能だったであろう。*1)2)3) しかし、その貴重な友人たちの協力をもってしても、ましてや霊的な解決の必要性を理解しオックスフォード・グループのミーティングに参加していたドクター・ボブにしても、酒をやめることはできなかった。*4) だとすると、どんなに共感を得たり共感をしたりしても、また飲酒に戻ってしまうという結果は、経験に基づく私たちの貴重な真実である。 そこで、「かつての問題飲酒者がいま苦しんでいるアルコホーリクに話をする」その効果(有用性)に注目せざるを得ない。 ローランド・ハザードからエビー・サッチャーへ、エビーからビル・Wへ、ビルからドクター・ボブへ、そこで話されたこと、伝えられたこと、手渡されたものは何だったのか。 何が同じで何が違うのか。何が問題で解決は何処にあるのか。共通の問題と共通の解決。そこに注目して、わたしたちの先ゆく仲間であるこの42人の経験を、個人の物語を、実際の証しを読んでいきたいとおもっています。  強いていえば、わたしたちがメッセージを届けるとき、スポンサーになったとき、何を話し何を伝えればいいのか。手渡しできるものとできないもの。手助けできるところとできないところ。それを自分自身が明らかにしない限り、苦しんでいるアルコホーリクの手助けなんてでっきっこないとおもうのです。
 
*参考文献
1) 『アルコホーリクス・アノニマス』翻訳改訂版 2005, AA日本ゼネラルサービスオフィス, 医師の意見・ 第二章
2) 『アルコホーリクス・アノニマス 成年に達する』2013, AA日本ゼネラルサービスオフィス, 第二章
3) アーネストカーツ(葛西賢太他訳)『アルコホーリクス・アノニマスの歴史―酒をてばなした人々を結ぶ』2020, 明石書店, 第三章
4)『ドクター・ボブと古き良き仲間たち』2020, AA日本ゼネラルサービスオフィス, 第5章
 

HummingBooksミーティングの流れ

AAの基本テキスト『アルコホーリクス・アノニマス』通称ビッグブックの半分を超えるページを占める「PERSONAL STORIES(個人の回復)」(翻訳版は『回復の物語』)。その位置づけとその意義の確認をしたうえで、物語を朗読又は輪読します。
「いつもどんなふうだったか、そして何が起こって、いまどうなっているのか」(AA(2005):84)の3段階に分けて「問題・解決・変化」を読み取り、回復の共通項を探ります。
 
「言いっぱなし・聞きっぱなし」ではなく共にその内容の理解に取り組む「学び」を目的とした「スタディ」ミーティングです。
ビッグブックと12ステップの理解に関心のある方ならどなたでもご参加ください。 書籍は画面で共有します。
ミーティングは約60分間ですが、ミーティング後の雑談タイムでは質問や疑問に思ったことなどざっくばらんにお話しください。


ミーティングで使用している書籍

『アルコホーリスク・アノニマス回復の物語ー英語版第4版よりー』(2022年12月~現在)
『アルコホーリクス・アノニマス回復の物語』とはどんな本か?
AAの創始者、ビル・Wは1953年に書いた手紙の中で次のように述べています。 「ビッグブック(『アルコホーリクス・アノニマス』の愛称)に掲載されている回復の物語は、私たちが思っているよりもはるかに重要である。回復の物語は、私たちがAAの外の人と出会うために欠かすことのできない手段であり、またAAミーティングで仲間たちが話しているのをその場で聞くのに等しい読みであり、さらには私たちの成果を展示するショーウィンドーでもあるのだ。 (まえがき, pp.3-4)
書籍の購入はこちら品番B019~B022
現在Vol.1~3は廃版 Vol.4~7が購入可能
 
 
『アルコホーリクス・アノニマス』のこの最初の改訂の「主たる目的」は、個人の物語[体験談]を最新のものとすることと、AAにより助けられた人たちの広範囲にわたる背景をより適切に描くことであった。
(アーネスト・カーツ『アルコホーリクス・アノニマスの歴史』2020, 第五章 pp.220-221)
 
HummingBooksミーティング 毎週木曜日 20:00~21:00 Zoom ID:861 7780 5618 パスコード:1935 Zoomミーティング入口